研 究

M.K
王子ホールディングス
紙パルプ革新センター
2016年入社
先進理工学研究科 生命医科学専攻

現在の仕事

紙・パルプ製品(段ボール、ティッシュ、印刷用紙など)の品質向上やコストダウン、または製造現場で起こるトラブルを解決するための研究・開発を行っています。紙・パルプ製品は生産量が多く規模が大きいため、一つの案件に対して複数人のチームで進めていきます。チームで試行錯誤を重ねた結果を実生産に展開し、品質向上や収益に繋げています。また、製造現場と連携して業務を進めることもあり、日本全国や海外の工場に出張することがあるのも特徴です。

キャリアパス

2016年4月〜 東雲研究所 バイオリソース開発センター
溶解パルプの研究開発
2017年4月〜 ウッドリファイナリー研究室
バイオリソース開発センター
溶解パルプの研究開発
2018年3月〜 東雲研究所
紙パルプ革新センター
紙パルプ製品の研究開発

現在の仕事のやりがい、印象に残っていること

自分のアイデアが製品に結びついたときにやりがいを感じます。これはメーカーで働く研究者でしたら、誰もが思うことではないでしょうか。ただ、私が入社してから最も印象に残っていることは、新しいテーマを探索し、事業性の評価を行ったことです。イノベーション推進本部では、市場調査やコスト試算を行う機会もあるため、研究者としての合理的な考え方や創造力だけでなく、マーケティング的な能力も要求されることがあります。私は大学時代、基礎研究にひたすら打ち込んでいたため、マーケティング関連の業務は初めて取り組む内容でした。なぜやるのか?どのくらい利益がでるのか?どこまでやるのか?を真剣に考えることは難しい反面、とても刺激的でした。自分にない新しい視点を学ぶことができたという部分で、成長を実感し、深く印象に残っています。

仕事をする上で意識していること、大切にしていること

しっかり計画を立ててから実行に移すことを意識しています。今の部署では、複数の業務を同時に担当しなければならないこともあるため、優先順位を考えて計画的かつ迅速に業務を進めていく必要があります。ただ漠然と業務を進めるのではなく、なぜ行うのか目的をしっかりと意識し、そこから得られた結果をどのように活かしていくかを大切にしています。

会社の魅力について

様々な部署があり、各部署で働き方や求められる能力が異なるところです。イノベーション推進本部は新領域への事業転換を目指しているため、様々な部署があり、それぞれ事業フェーズが異なります。例えば、過去に所属していたバイオリソース開発センターは、パルプの用途展開に取り組んでおり、これから成長していこうという段階でした。アイデア出しの会議や勉強会が頻繁に行われ、発想力や柔軟な考え方が求められました。一方、現在所属している紙パルプ革新センターは分野として成熟しており、製造現場では大規模な生産設備や優れた独自技術を有しています。少しの改善が莫大な利益を生むこともあるため、合理的な考え方や、スピーディな対応力が特に求められます。他にも、基礎研究を進めている部署や、販売促進戦略に取り組んでいる部署もあり、それぞれ働き方がガラっと変わります。ひとつの会社で、一人一人が自分に合った働き方を見つけられることや、新しい能力や専門性を身に着けたいときに機会が身近にあることは、とても魅力的だと思います。

今後の目標、挑戦したいこと

今の部署で学んだことを活かして、新しい領域へと挑戦したいです。王子グループは、長年の製紙技術で培った様々なノウハウや、国内最大級の豊富な木質資源を所有しています。これらの活用は発展途上であり、王子グループの持つバイオマス資源に秘められた可能性はまだまだあると考えています。将来的には、革新的な木質資源の研究・開発に携わり、収益に繋げたいと考えています。

休日の過ごし方

家にいることがあまり好きではないので、外へ出かけることが多いです。職場の同僚と出かけることもありますし、研究所が都内ということもあって学生時代の友人が近くにいるため、社会人になってからも度々会うことがあります。最近は、関東近郊を日帰りドライブ観光して、美味しい物を食べたり、景色の良いところに行ったりしてリフレッシュしています。

就活生へのメッセージ

就職活動中は大変である反面、多くの人と関わることができる貴重な機会です。視野を広く持ち、いろいろな業界を見てください。業界ごとに仕事内容やワークライフバランスは大きく異なるので、自分が大切にしたいものをしっかりと考え、自分らしく働ける会社を目指して欲しいです。