研 究

S.I
王子マネジメントオフィス
イノベーション推進本部紙パルプ革新センター
2012年入社
工学部・応用自然科学科

現在の仕事

紙に使用する薬品の面から、より良い品質の紙の製造やコストダウン、時には生産時のトラブルの解決に取り組んでいます。紙を製造する際には、原料のパルプ以外に様々な薬品を使用しています。例えば、強度を出すための薬品や撥水性を与えるための薬品などです。紙と言っても、段ボールに使用される紙とコピー用紙では、求められる品質も異なるため、それぞれの紙に合わせた最適な薬品の種類や添加量を選定しています。

キャリアパス

2012年4月〜 王子ホールディングス(東雲)
研究開発本部 開発研究所
セルロースナノファイバーの開発
2015年1月〜 産休・育休
2016年4月~ 王子ホールディングス(東雲)
イノベーション推進本部 紙パルプ革新センター
抄紙薬品の最適化・紙製造時のトラブル対応
2018年1月〜 産休・育休
2019年4月~ 王子ホールディングス(東雲)
イノベーション推進本部 紙パルプ革新センター
抄紙薬品の最適化・紙製造時のトラブル対応

現在の仕事のやりがい、印象に残っていること

自分たちの工夫や試行錯誤が実際に品質確立・改善につながったときにやりがいを感じます。主に紙に使用する薬品に関わっていますが、紙の強度を高くする薬品であっても入れすぎると強度が低下してしまったり、品質と価格のバランスが難しかったり、と簡単に解決しないことも多いです。実験室ではうまくいっていても、製造現場ではうまくいかないこともあります。失敗を受けてこれまでの仮説を考え直し、新たなアイデアで実験室での検討に取り組み、再度、製造現場でのテストでうまくいったときは、とても達成感がありました。

仕事をする上で意識していること、大切にしていること

研究開発部門なので、アイデアや知識が重要なイメージがあるかと思います。もちろん、新しいアイデアや豊富な知識は大切ですが、仕事をする上では意思疎通を疎かにしないよう意識しています。1人で完結する仕事はなく、チームで協力して進めていくため、その日の実験の目的や進捗を共有するようにしています。また、アイデアを考えるときもある程度1人で考えたら、良いアイデアがでなくても数人で議論することで良い方向に進むことが多いです。

会社の魅力について

事業展開の多様さが魅力です。紙の会社ですが、紙以外の事業もあります。特に研究開発部門は、紙以外の研究をしている人が同じフロアに沢山います。困ったときは、チームが違っていても気軽に相談できる環境にとても助けられています。また、若手の意見でもしっかりとした実験データや理論であれば、耳を傾けてもらえる点も魅力です。年齢や専門分野にとらわれずに議論すると、意外なところからアイデアが出てくることもあり、そういった点でもおもしろいなと感じています。

今後の目標、挑戦したいこと

子供が小さいこともあり、突然のお休みで周囲の方にフォローしてもらうことが多いのですが、数年後には自分がフォローできる立場になること目標にしています。業務に関する知識を増やし経験を積むのは当然ですが、時間の使い方も意識しています。仕事を開始する前に、「この作業にどのくらい時間がかかるか?」「いつまでにどこまでできればいいか?」と考えることで、誰かが困っているときに時間を作れるようになれたらと思っています。

育児休職を経験して

最初の育児休職の際は、復職してやっていけるかなと不安も感じていましたが、研究所は育児休職を経験している先輩も多いので状況を理解してもらえますし、相談できる先輩も沢山いて杞憂に終わりました。育児休職後は、時間が足りないと感じることもありますが、仕事の効率や優先順位をこれまでよりも意識して仕事に取り組んでいます。最近では、業務効率化・残業削減は全社員への課題となっているので、時間に制約があっても働きやすくなっています。

休日の過ごし方

休日は、平日にできない家事をして、子供たちと遊んでいます。子供たちが近くの公園で満足できる年齢なので、あまり遠出の機会はないのですが、ゴールデンウィークや夏、年末年始はまとまった休みになるので、子供をつれて遠方の実家に遊びに行っています。

就活生へのメッセージ

楽しみややりがいを見つけられる人と一緒に仕事がしたいと思っています。入社して仕事を始めると、自分でやりたいことだけに取り組むわけではありません。時には、苦手だなと感じていることに取り組むこともあります。そんな時も自分なりに楽しみややりがいを見つけて、前向きに取り組める人の方が得られるものも多いでしょうし、一緒に仕事をしている周囲の人にも良い影響を与えられると思っています。一緒に楽しく働けることを楽しみにしています!